人事責任者のつぶやき – コーチングについて –

 

HR本部マネージャーの廣田です。wantedlyプロフィールはこちら

会社の文化や制度について、また採用や評価に関することなど、

人事についての様々なテーマをつぶやいて(お伝えして)いきたいと思います。

 

<過去の記事はこちら>

第1回:「面接って何を聞かれるの?」

第2回:「評価制度、コンピテンシーについて」

第3回:「1on1について」

第4回:「髪型やネイルなど、自分らしいスタイルで働くこと」

第5回:「従業員の成長支援 “経験”編」

 

以前、グローバルエージェンツ(以下GA)で実施している人事施策のひとつ、1on1についてご紹介をしました。

今回は、1on1を支えるコミュケーション支援として行っているコーチング研修についてお伝えします。

 

「管理ではなく、対話によるマネジメントの文化をつくる」という考えのもと、日常的に1on1を実施していますが、コミュニケーションのスキルは人それぞれ、キャラクターや個性によりスタイルも異なります。

多様性のあるコミュニケーションはとても重要だと思う一方で、属人的なものとして個人に依存しすぎるのも良くないと考えています。

そこで、GAではマネージャーに向けてコーチングを実際に受講する研修を導入しています。

座学によるインプットではありません。実際に3ヶ月ほどコーチングを受講することで、コーチングのコミュニケーション手法をマネージャー自身が体験します。代表的なスキルは「傾聴・質問・フィードバック」です。特に大切に取り組みはじめたのは「傾聴」のスキルです。

自分が発するだけでなく、相手の話を聞き、引き出すコミュニケーションを身につけることができれば、マネージャーもより一層成長しますし、その結果メンバーの成長を促すことに繋がります。コーチング研修を通して、まずは自身でその体験をしてもらうことを重要視しました。

 

受講したマネージャーの声をご紹介します。

 

<マネージャーの声>

・以前までは答えをすべて渡すような接し方をしてきたが、1on1でコーチングの問いかけや話の聞き方を取り入れるようになった。特に相手の気持ちを聞くことを心がけている。

・自身の「こうでないといけない」という鎖が取れ、メンバーに色々な仕事を任せられるようになった。

・スタッフへの信頼が増し、任せることで成長していることを実感した

 

こうした声から、マネージャー自身の成長が、チームの成長へと繋がることを実感しています。

HRとして、従業員の成長支援に繋がる施策を、経験学習をベースに実施しています。コミュニケーションを大事にしている会社として、人事施策の一つをご紹介しました。

今後も社内の文化や風土が伝わるような内側の情報をお伝えしていきたいと思います!

 

<掲載情報:mentoの事例紹介でインタビューを受けました>

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