人事責任者のつぶやき – 髪型やネイルなど、自分らしいスタイルで働くこと –

 

HR本部マネージャーの廣田です。wantedlyプロフィールはこちら

会社の文化や制度について、また採用や評価に関することなど、

人事についての様々なテーマをつぶやいて(お伝えして)いきたいと思います。

 

<過去の記事はこちら>

第1回:「面接って何を聞かれるの?」

第2回:「評価制度、コンピテンシーについて」

第3回:「1on1について」

 

グローバルエージェンツ(以下、GA)で働く際のスタイルについてお話したいと思います。

今回はゲスト対応をメインとするホテル飲食事業で働くメンバーについて触れていきます。

GAのリクルートサイトをご覧いただく方、実際にホテルやレストランを訪れた方には驚かれることもありますが、

ホテルやレストランで働く従業員のスタイルに決まりはなく、髪型やネイル、タトゥーなどそれぞれが自由なスタイルで働いています。(施設によりユニフォームの支給はあります)

 

GAでは働く上での制限はほとんどなく、基本的には自身の個性を活かして、自分らしく、自由に働いてほしいと考えています。

もちろん、この「自分らしく」というのは自分本位であってはいけません。あくまで相手本位の目線を持ち、相手に対して不快感や威圧感などのネガティブな影響を与えないことを前提としています。

相手本位を理解した上で、自分らしく個性を発揮してもらいたい、ということを考え方のベースにしています。厨房などのセクションにおいては衛生安全管理の義務がありますから、衛生規定は設けていますし、婚礼など非日常演出を必要とする際は当然の配慮を行いますが、日常においては必要以上に決まり事やルールで縛ることはせず、個性を重んじる考え方を軸に管理しています。

 

GAの運営するホテルのメインターゲットは20代の若年層です。働く従業員の多くと年齢が近く、ゲストとの関係性はフラット、会話の距離感も近いのが特徴であり、魅力になっています。(ゲストにとっても、従業員にとっても)

それもあり、等身大の自分らしい接客に取り組むことが、ゲストとの距離を縮め、関係性を作ることに繋がります。その関係性によりパーソナライズドされたホスピタリティの発揮を可能にしています。

 

アフターコロナに入り、宿泊業の就業者数はコロナ前の2019年と比較しても4万人増加したと言われています。一時は将来的な不安で宿泊業の就業者数は大きく減少しましたが、やはり人を惹きつける、魅力溢れる業界なのだと思います。

実際にGAでも、コロナ禍、宿泊業・観光業で働くことをあきらめていた人たちが、人と接する仕事がしたい、グローバルな環境で活躍したい、観光業を盛り上げたい、という思いを持ってご応募いただく方が増えました。

就業者数が増加し、今後働き方の多様化が進む中で、働く上でのスタイルの多様化もますます進んでいくと考えています。多様性を受け入れる、という言葉を良く聞きますが、その方法の一つは自分自身も多様であることを認知することだと思います。だからこそGAでは一人ひとりが自分らしく、イキイキと働くことができる環境や文化を作っていきたいと考えています。

 

GAのホテルやレストランにお越しの際は、ぜひスタッフのスタイルにも注目いただき、気軽に声を掛けていただけるとうれしいです。