人事責任者のつぶやき – 従業員の成長支援 “経験”編 –

 

HR本部マネージャーの廣田です。wantedlyプロフィールはこちら

グローバルエージェンツ(以下GA)の文化や制度について、また採用や評価に関することなど、

人事についての様々なテーマをつぶやいて(お伝えして)いきたいと思います。

 

<過去の記事はこちら>

第1回:「面接って何を聞かれるの?」

第2回:「評価制度、コンピテンシーについて」

第3回:「1on1について」

第4回:「髪型やネイルなど、自分らしいスタイルで働くこと」

 

今回は従業員の成長支援に関する制度をご紹介します。

GAで働いていると「自己成長」というキーワードをよく耳にします。

個人の成長は事業や組織の成長に欠かせない大切なものであると考えていますし、

我々がミッションとして掲げている「自己実現に邁進できる社会をつくる」ためにも、

社員一人ひとりには自己実現に向けて、楽しみながら努力を重ね、成長してほしいと思っています。

 

成長をするためには様々な手段がありますよね。

挑戦をすること。インプットとアウトプットを繰り返すこと。

それらを日常業務に取り入れることはとても重要だと思います。

 

また、経験を積むこともとても重要です。

学びにおける「7:2:1の法則」をご紹介します。

7は経験、2はフィードバック(助言・アドバイス)、1は知識・研修というものです。

知識やアドバイスも重要ですが、実体験に勝る学びはない、という考え方がベースになっています。

どれが一番大事か、という話ではなくバランスが重要です。

知識を過剰にインプットしても、経験としてアウトプット、実践する場がなければ習得には繋がりませんし、

周囲からのフィードバックがなければ、自身のいる環境に合わせたより良い経験にはなりません。

 

「経験」においては業務における経験もあれば、実生活における経験もあります。

GAではホテル飲食の事業を運営しているので、施設で働く従業員の一人ひとりには実際にホテルに宿泊したり、

レストランで食事をするといったゲスト体験を積極的に積んでほしいと思っています。

その経験が、日頃の自身の業務を俯瞰で見ることに繋がったり、自身の当たり前を疑う姿勢や新たな発見に繋がると思います。

自身の経験を豊かにすることは、ホスピタリティの発揮にも必ず影響します。

 

そのために、一人ひとりの機会を促進していくための成長支援として制度を用意しています。

一定の上限金額を設けながら、施設を利用した際の費用を会社が半額負担するものです。

昨年度は50件の利用実績があり、国内に限らず国外の施設利用もあるなど活発に利用されている社内制度の一つです。

 

GAではこのような経験に繋がる研修や制度を中心に設計していて、

従業員一人ひとりが自己成長のために楽しみながら取り組んでいます。