経験ゼロから入居者トークバラエティ番組の企画へ。ソーシャルアパートメント営業3人の挑戦ストーリー
グローバルエージェンツ(以下、GA)が運営する「ソーシャルアパートメント」は、入居前の内覧や契約、設備管理や清掃に至るまでを自社スタッフがすべて担っています。集客から運営までを一元化することで、GAが大切にする“世界観”を自分たちの言葉で表現できるからです。
今回のクロストークは、そんなソーシャルアパートメントで新企画「ネイバーズテリング」に挑戦した営業スタッフ3人に集まってもらいました。ネイバーズテリングは、入居者さん達が、実際に体験したソーシャルアパートメントの暮らしを、自分たちの言葉で語り合い、その様子を動画で届けるトークバラエティです。
山田さん、菊池さん、橋本さんがこの企画に挑戦したのは、なんと入社1年目。企画が形になるまでの過程や、企画に込めた思い、自身の変化についてを語ってもらいました。
Q:GAに入社のきっかけは?
山田 兵庫に住んでいたのですが、東京に一度住んでみたくて、仕事は決まっていないけど思い切って引っ越しました。仕事を探している中で、GAの「自己実現に邁進できる社会づくり」というミッションに惹かれて。仕事も頑張りたいけど、プライベートでもチャレンジしたい。そんな自分と同じように挑戦する人が多そうだと思い、入社を決めました。
菊池 僕は、友人がソーシャルアパートメントに住んでいたのがきっかけです。「いろんな人と住めて面白い」という話を聞いて、別の友人に話したら、なんとその友人が働いている会社が運営している物件だったんです。それまでフリーランスで働いていましたが、正社員も経験したいと思って入社しました。
橋本 私は学生時代に寮に住んでいて、そのコミュニティがすごく楽しかったんです。大人になってもそんな暮らしができるソーシャルアパートメントに魅力を感じ、「この暮らしをもっと世の中に広めたい」と思ったのがきっかけでした。
Q:普段はどんなお仕事をしている?
山田 普段私たちは、ソーシャルアパートメントに入居を検討している人たちからのお問合せや、物件のご案内、また入居の手続きがメインのお仕事です。内覧会の開催や、ホームページ掲載情報の更新、内覧会への集客のために対策を練ったり、ソーシャルアパートメントの暮らしをより具体的に伝えるために記事の執筆をすることもあります。
橋本 私はグローバルエージェンツに入社して初めて営業職を経験しているのですが、イメージしていた営業職と全く違いました。お客さんの希望している条件をしっかりヒアリングをするので、気づいたら一人ひとりのお客さんとの距離が近くなっています。たまに踏み込んだ話にもなりますね。人生相談とか(笑)。
菊池 確かにそうだね。僕は前職で一般賃貸の営業をしていたので、お客さんとの接し方のスタイルが違うなと思いました。
一般賃貸の営業だと、競争率が高く、とにかくスピード勝負。ソーシャルアパートメントの営業では、内覧に来たお客さんがどんなことが変わってほしいのか、またどんなことを求めているかなど、じっくり時間をかけてヒアリングをした上で最適な物件を提案します。本人も気づいていない希望を一緒に見つけていくのが、新鮮で楽しいですね。
Q:ネイバーズテリング企画のきっかけは?
橋本 これは私自身の体験談なのですが、あるお客さんに物件を案内したとき、「この人は絶対ソーシャルアパートメントで楽しく暮らせる」と確信していたんです。でも、最後のひと押しができなくて。
そこで、ちょうどキッチンにいた現役の入居者さんに声をかけてみると、その方が実際にその物件に住んでいるからこそ語れるような、具体的で細やかなエピソードを話してくれて。すると、お客さんの表情が一気に明るくなったんですよね。
「誰が、どんな言葉で伝えるか」で、それまで想像の中にあった“暮らし”が、一気に現実の風景として目の前に立ち上がってきたような、そんな感覚でした。
山田 入居者さんがソーシャルアパートメントについて自由に話している様子を動画として届けたら、気軽にソーシャルアパートメントを知るおもしろい企画になるんじゃないかと思いました!
Q:企画を動かし始めて、最初にしたことは?
山田 とにかくリアリティーショーやトーク番組を観て研究しましたね。とは言え、私たちは番組の制作のお仕事をしたこともないし、同じチーム内に経験した人もいなくて。誰に何を聞いてどうすればいいか全く分からずで。一つ決めていたことは、入社して1年以内の私たち3人で取り組むということだけでした。
菊池 上長に相談しながらも、暗中模索の状態だったね。右だ!と思って皆で進んでも、全然違って、3人で転ぶ、みたいな状態だったね(笑)。
橋本 そうだったね(笑)。でも、分からないなりにも少しずつ進んでいて、入居者さんに依頼をして撮影の日を迎えたのは、感慨深かったかも。まだ全然企画の真っ最中だったけど(笑)。
Q:3人の中でそれぞれ役割はあった?
菊池 明確には決めていなかったけど、山田ちゃんは企画を前に進める推進力があって、橋本ちゃんは、マイペースでありながらも冷静に全体を見ながらスケジュール管理や軌道修正してくれました。
山田 菊池くんは好奇心旺盛で、どんなことにも興味を持って、積極的に取り組んでいたね。経験がないからこそ、3人で協力し合ってつくりあげたからお互いのことも深く知るきっかけになりました。
橋本 自分のこともよく知るきっかけになったかな。二人にも言われたけど、私はマイペースで引っ張るというよりもその場が順調に進むためのサポートが得意なんだなと改めて実感しました。
山田 菊池くんは、発想力が豊かで、話し合いが行き詰まってもいろんな視点でアイディアを出してくれました。パペットのデザインも菊池くんがしてくれたもんね。
菊池 未知の体験が多かったけど、そこが楽しかったですね。
山田 物怖じせずにその場を楽しめるのは菊池くんの良いところだよね。私は、やったことないことに対して不安を感じてしまいがちだけど、今回の企画で意外と分からないなりに物事を前に進める力があるのかもしれないと気づきました。自分が見えていない強みを実感しましたね。
Q:実際に動画が公開になったときの心境は?
橋本 それはもう感動しました!と言いたいところですが、企画から公開まで走り続けていた感覚だったので、最初は公開した実感が湧きませんでした。
山田 私も似たようなことを思っていて、「やっと公開だ」と思いつつも、まだ気持ちは企画の段階に残っていたかな。
でも、入居検討者さんや現役入居者さんから「観ました!」と声をかけられたとき、やっと形になったんだと実感しました。
菊池 僕は公開と同時に、いろんな人に観てほしくて。内覧の時にも「動画観ました」と言われた時は、心から嬉しかったですね。
Q:ゼロから企画を立ち上げてみてどうだった?
山田 正直、最初の頃は本当に大変でしたね!(笑)
番組制作の経験もノウハウもないから、どうしても「正しい答え」を先に知りたくて、初めてのことへの不安からガチガチになっていた気がします。
でも、周りの人たちから「今回はテストなんだから、まずはトライしてみようくらいのスタンスでいいと思うよ」と言われて。その言葉で、「ダメだったらその時考えればいいか」と肩の力が抜け、何が正しいかわからなくても、この方向だと信じて進むことの大切さに気づきました。
橋本 私たちの「入社して1年目」というのは、ネガティブな要素ではなく、むしろプロジェクトに柔軟な発想や視点をもたらせたと思います。ただ、その反面、入社したばかりだからこそ、誰に何を相談するのがベストなのかがわからなくて。上長や先輩社員に助けを求めながら、結果的に部署の垣根を超えて色々な方にサポートしていただき、完成できたのはすごくありがたかったです。
菊池 僕は、その「右も左もわからない」状態を、楽しむマインドでも乗り切れた気がします。確かに大変だったけど、新しいことに挑戦している実感が常にあったので刺激的でしたね。何が正しいのかわからないけど、自分たちが面白いと信じた方向に突き進むことを学びました。入社1年目の僕たちが、部署を超えて多くの方を巻き込んで完成できたという事実は、GAの挑戦を肯定してくれるカルチャーがある証拠だと感じています。
Q:今後挑戦したいことはある?
橋本 これはチーム3人で話しているのですが、第2段のネイバーズテリングも企画したいと思っています!じわじわとですが、入居を検討してくれる人はもちろん、入居者さんもこの企画の存在を知ってくれるようになったんです。
「この企画に出演したい」「仲の良い友人が出演していて楽しんで視聴した」など前向きな感想をいただけるようになったことに私達としても嬉しくて。
菊池 嬉しいよね。入居者さんと協力しながらソーシャルアパートメントのコミュニティや生活を発信していけるのは有り難いことだよね。
山田 ネイバーズテリングもそうだけど、入居者さんと協力しながらまたなにか企画するのも挑戦したいよね。でもまずは第2段のネイバーズテリング制作をチームで協力しながら取り組んでいきたいです!
(取材・文:林/写真:奥山)
3人が企画した「ネイバーズテリング」はYouTubeで公開中
「入居してみて編」
「ソーシャルアパートメントと人生編」
「恋愛編 Part 1」
「恋愛編 Part2」
