Crosstalk

ワーキングペアレンツの本音トーク

創業から18年間で変化した子育て環境のバックアップ体制とワークライフバランス

名嘉美保 ホテル飲食事業部 ESTINATE HOTEL 那覇 宿泊担当(2015年8月入社、長女6歳、長男3歳、次女1歳)
内山拓哉 ソーシャルアパートメント事業部 マーケティング&システム担当(2012年8月入社、長男3歳、次男0歳)
杉山春奈 ホテル飲食事業部 LIVELY HOTELS ゲストサポート/ THE LIVELY 東京麻布十番 宿泊担当(2018年3月入社、長女4歳、次女0歳)
   

―グローバルエージェンツ(以下、GA)は現在18期を迎え、ここ数年で子育て世代が増えてきました。今回はGAで産休育休を取得、復帰経験のある方々に、東京、群馬、沖縄、それぞれの場所からリモートで集まってもらいました。
早速ですがみなさんの入社後から、産休育休前後の働き方を教えて下さい。

名嘉 アルバイトとしてワールドネイバーズカフェ護国寺に入社して働く中で、沖縄で開業するホテル併設レストランの立ち上げに興味を持ち、自ら異動を希望した時に社員登用となりました。
異動先のESTINATE HOTEL 那覇で出会った人と結婚、その後旦那さんの仕事の都合で東京に戻り、1人目の妊娠中はHOTEL GRAPHY 根津のカフェで働きながら産休に入り、出産しました。思えばGA初の産休育休取得でしたね。
育休明けは、入社当初働いていた護国寺のカフェ店長として復帰、その後ソーシャルアパートメントの運営部へ異動し、2人目出産時に沖縄の旦那さんの実家で里帰り出産と育休を過ごしていたのですが、新型コロナの状況も重なってそのまま移住することになりました。
その後、再度ESTINATE HOTEL 那覇のラウンジ(レストラン)勤務として復職、昨年10月にホテルのフロントに異動し、現在に至ります。

内山 僕はソーシャルアパートメントの営業として入社、初の関西進出時の担当として神戸に移住し、その後結婚しました。
現在は地元の群馬に拠点を移して、ソーシャルアパートメントのマーケティングと社内の情報システムに関する業務をフルリモートで担当しています。
入社7年目に第一子が生まれた時に、社内の男性社員として初の1年間の育児休暇を取得しました。第一子のときは初の育児ということもあり、業務はできる限り引き継いで仕事は切り離した家族中心の生活を送ることができました。
ただ第二子が生まれたときは、育児に慣れていたということもあり取得期間は半年とし、最低限の引き継ぎの中で1日1~2時間程度の業務をする働き方をしていました。

杉山 私はThe Millennials 渋谷の立ち上げのタイミングで、正社員のフロント勤務として入社しました。
その後妊娠が分かり、妊娠中は眠気が強く昼過ぎに出勤するスタイルのシフトが合っていたので、主にフロントの遅番を担当していました。
復帰後もホテルのフロントスタッフとして時短の6時間勤務で働いていましたが、コロナ禍に突入し、この先どうしようか考えていた中、社長からゲストサポートチームの立ち上げの話をもらい担当することになりました。
政府の旅行支援対策を含めたホテルの電話サポート部隊ということで、リモートワークができる有り難いポジションでした。
その後1年間ゲストサポートとして働いていましたが、THE LIVELY 麻布十番で人員不足の話があがった時に、そろそろ現場で働きたいという思いもあって自ら希望し、今はゲストサポートとホテルフロント業務を兼務しています。(取材後第二子を出産、現在育休取得中)

―改めてですが、社内での産休育休取得自体が名嘉さんが1人目、杉山さんが2人目、内山さんは男性で初めてと、皆さん揃ってパイオニア的存在ですよね。今となっては復帰後の制度も整い働きやすいと感じる人も多いと思うのですが、当時はどんな状況でしたか?

名嘉 私は正直…何度泣いたことか。(笑)
現場勤務だったので、一人目の出産後は一番キツかったなと思います。
自分自身初めての店長業務、それを初めての子育てをしながらという状況だったので、店長なのに子供の体調不良で全然出社できないという事が続き、大きな葛藤がありました。
GAって嫌味を言う人が本当に居ないんですよ!
それはそれで、一緒に働くスタッフの子達に「全然気にせず帰ってください」と言わせてしまう辛さがあって…。現場で働いている以上シフトに穴を空けてしまうのは仕方ないんですが、罪悪感が大きすぎて当時はかなり暗い気持ちで働いていました。
そんな気持ちだったので、直属の上司に辞めると伝えた時に、すでに社長から異動の打診があるんだよと言われたんです。
実は、毎週の全体会議で元気がない様子に社長が気づいていて、現場ではなく本社業務へのポジションチェンジを考えてくれていたと知りました。

名嘉 GAで初めての産休育休取得者ということもあって、会社としてもどうサポートしていくべきか手探りな中、社員一人ひとりを「らしく」働ける場所を考えてくれるという事にとても感動したのを覚えています。
世間に浸透する前でしたが、リモート環境でも働きやすい業務を任せてもらいました。
3人目を出産した今はホテルのフロントという現場勤務ですが、自分自身のメンタルが強くなったのと、常に一人は他業務ができる様に余裕を持ったシフト組みで、一緒に働いている上司や仲間に支えられて楽しく働かせてもらっています。

杉山 私の時は、すでに前例の美保さん(名嘉)がいたという安心感がありましたね。
実は入社後2ヶ月で妊娠が発覚したのですが、妊娠初期のメンタルで落ち込むことが多くてすぐに退職したいと相談したんです。でも社長に引き止められ、入社間もないのに引き止めてもらえるなんて、と驚いたのを覚えています。
妊娠周期が進むにつれて気持ちを切り替えられる様になりその後は楽しく働けたので、あの時辞めなくてよかったと感謝しています。

―出産前後のメンタルの変化や、復職後の現場勤務など、サポート体制が整う前でみんなが手探りの状態だったので、当事者の皆さんの苦労は計り知れません。
内山さんはというと、まだ世間でも男性の育休が注目される前でしたよね。しかも1年間ということで、社内外でも少し話題になりました。
取得するまでについてや、家庭内でのポジションなど気になるところです。

内山 家庭内でのポジションは、授乳以外で奥さんが我慢や大変な思いをしないように自分ができることは全部やるという立ち位置ですかね。

一同 すごい!手厚い…!

内山 家族が困っている状況を見過ごせないタイプで、例えば妻が困っていたりイライラしていると自分の方がストレスを感じてしまうので、そうならないように自分ができることはできるだけやりたいと思っています。

―内山さんの考え方だと、もしも育休が取れていなかったらどうしてましたか?

内山 取れてなかったら働き方についてかなり悩んだと思います。
ただGAという企業に出会い一緒に働く人やソーシャルアパートメントに住む方との関わりのなかで、男性の育休制度を知り、社長だったら理解してくれるだろうなという確信はありました。もちろん相談に乗ってもらえるよう下準備や引き継ぎ、社内とのコミュニケーションなど配慮したつもりです。

名嘉 信頼関係があってこそだよね。
でも本社も支社もない場所で物理的に会社と距離ができる事で、業務へのモチベーションや熱量が下がったりすることってない?

内山 一切感じたことはないかな。
どんなに離れてもGAで働く人達っていいなと思うし、新しく入社した人達とは希薄になるかなとも思ったけど、業務上それぞれ個別でコミュニケーションを取る場面もあって、やっぱりGAの人達だなと感じるし、こういう会社で働けてるんだなと自覚することが充分なモチベーションになってるね。

―子育てと仕事を両立する秘訣はありますか?

名嘉 時間に追われて余裕がないと自分を保てないので、毎朝5時に起きて最初に自分の事ができるような時間を確保していて、1日の時間数のバランスを大事にしていますね。
自分がイライラしない、仕事にそれを持ち込まないための時間割をなんとか組んでいます。
あとは旦那さん。夫婦が同じチームになって協力し合っていかないと、3人の子育てはできないですね。

杉山 私はオンオフが苦手で、休みの日も常に仕事の情報をチェックしてしまうタイプ。
私も朝はやく起きて自分の時間を作るのと、毎日ワンオペ状態なので、一日休みたいときは土曜保育を活用したりもします。旦那は夜が仕事なので、日中に洗濯物やご飯をつくってもらったりなど、我が家もチームプレイですね。土日休みだと家族の時間が作れないので、たまに旦那の休みに合わせて平日に有給を取っています。

―仕事と育児と家事の合間で、自分の為の時間を確保することが大切ですね。

名嘉 自分の時間がないとパンクしちゃうよね。

内山 我が家では、最近ミールキットを週5日導入しました。
共働き世帯においていかに家族の余裕を生み出すかがキーワードだと思っているので、食洗機、洗濯乾燥、ルンバ、ミールキットなど便利なものはすべて取り入れて、子育てと仕事が両立できる方法を模索する様にしています。
仕事では自分の業務量をコントロールして抱え込みすぎないよう意識してます。
また社内に対しても自分は家族との時間を一番に考えたい人物であることを発信してコミュニケーションを円滑に進められるようにしています。

―現在のGAでは、男性も女性同様に長期の育休取得のケースが増えてきましたね。

杉山 世間的にも男性の育休そういうのも大きいけど、社内ではマネージャーポジションの男性も育休を取っていて、あの人が取っているから取りやすいという空気感が広がってますよね。

内山 会社側も年々事業が拡大する中で、その人らしく働ける場所や解決方法を一緒に探して、提案できるポジションの幅が広がっているよね。

―グローバルエージェンツでは、社内制度で子供一人につき半年間で5日取得できる「子の看護特別休暇」というのがありますよね。(子供が2人以上の場合は、10日間/半年)

名嘉 風邪とか流行りの病気ってみんな揃ってというより一人ずつ罹っていくから、ひどい時は月に4〜5日くらいしか出勤できないなんて時もあって、他の会社だったら働けないか、今頃欠勤が嵩んで給料が相当減ってる所だと思う…。

内山 分かる。今年我が家は2人なので半年で10日付与されていて、当初は手厚すぎじゃないかと思ってました。ただ保育園を風邪で休むと大体一人2〜3日は休むのであっという間に消化されていくのです…。

杉山 めちゃくちゃありがたい制度ですよね。

―子の看護休暇の他にも社員自身の傷病休暇も備えていますが、有給休暇を自分のリフレッシュのために使ってほしいという意図があります。直近でも長期のリフレッシュ休暇を取得し、自分自身の時間や家族との時間をゆっくり取られている姿があります。

内山 ライフスタイルを提案している会社だけあって、社員それぞれの自己実現を重視してくれているとは思うよね。
ここまで話すと、GAって長期休暇が取りやすかったり休暇制度が手厚くて単純に休みやすい会社と捉えられてしまうかもしれないけど、実際には属しているチームや周りとの信頼関係があってこそだよね。

名嘉 取得する権利を主張しているだけでは周囲の理解は得られないから、普段の業務から信頼関係を築いているからできることだと思う。

―社員の自己実現を叶えるため子供の有無に関わらず、働くときは働いて休むときはしっかり休むべきという考えが共通認識のもと、それが体現できている環境ということですね。
ここにいるみなさんが苦悩した日々があったからこそ、現在の子育て環境が築かれているなと改めて感じる取材となりました。
ありがとうございました!

取材:HR本部 吉田主恵

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