Crosstalk

【クロストーク】自由な環境で自分らしく成長する——若手社員が語るリアルな現場

漢城 七海 HOTEL GRAPHY 根津 フロント(2022年4月入社)
潘 姿妤 THE LIVELY 東京麻布十番 フロント(2023年9月入社)
川口 濡 Graphic Grill&Bar (HOTEL GRAPHY 渋谷) バーテンダー/サービス(2023年5月入社)
   

さらなる事業拡大を目指すLIVELY HOTELS(ライブリーホテルズ)は、2026年入社の新卒一期生の採用を開始しました。それに伴い、実際に働く従業員との出会いを通して当社の事業やカルチャーを知っていただくための採用イベント「はたらくひと」を実施したので、その中で行われたクロストークの模様を抜粋し、リアルな声をお届けします。

今回は、当社のホテルフロントで活躍する漢城さんがファシリテーターを務め、同じくフロントやレストランで活躍する2名の社員が登壇しました。

リアルな働き方や従業員同士のつながり、そして私たちの核となるLIVELY HOTELS(ライブリーホテルズ)について、普段からゲストと向き合う3名だからこそ語れる、活発なトークセッションとなりました。

漢城 まずは、3人のリアルな1日のタイムスケジュールを紹介します。

 

漢城 今日は一例として11時から20時の勤務について説明します。実際にフロントに立ってゲスト対応をするのはもちろん、SNSの運用やイベント企画などのマーケティング関連のミーティングや、ゲストにローカルの魅力を伝えることを目的に、周辺のお店を調査するキュレーション業務、スタッフのシフト作成など、幅広い業務を行います。週1回ほど施設マネージャーとの1on1(1対1で行う面談)の時間も設けており、業務報告や雑談などを兼ねた有意義な時間となっています。ゲスト対応以外にも多岐に渡る業務を行うことができるのが魅力なのですが、そのことが良く表れている一日だと思います。
潘さんは私と同じくフロントポジションですが、THE LIVELY 東京麻布十番ではいかがですか?

 チェックアウトや延泊の対応などフロントでのゲスト対応をしたあとに、客室の清掃状況を確認したり、次にチェックインされるゲストの予約内容を確認をします。午後になるとほかの社員が出勤して来て余裕ができるので、経理の作業やシフト作成などを行います。LIVELY HOTELSではハッピーアワーと言って、宿泊者限定でビールを無料で飲める時間があるので、そのドリンクの提供やゲストとのコミュニケーション、そして片付けをし、勤務を終えます。漢城さんと同じくフロントにとどまらない業務も多いですが、そういった働き方が楽しいです。

漢城 ありがとうございます。では川口さん、レストランでの勤務はどうでしょうか?

川口 はい。僕はバーテンダーなので、現場メインでシフトに入っています。なので、お二人と比べて少し遅めの昼過ぎ、14時に出勤しています。
最初の1時間弱で引継ぎや当日の予約状況の確認を行い、その後は現場のオペレーションに入ります。ゲスト対応はもちろん、空いた時間を使って、仕込みや発注業務をこなします。

漢城 私が働いているHOTEL GRAPHY 根津は2週間に一度、シフトの作成があるんですが、お二人も同じですか?

 はい。同じく2週間に一度、希望休を提出してシフトを組みます。

漢城 有給休暇と別に特別休暇などもあるので、自分の予定を組みやすい環境は、魅力のひとつですよね。

“まずやってみる”が合言葉。自由な環境で成長できた理由

漢城 それでは、次のテーマです。入社して最初にぶつかった壁や、ストレスを感じたこと、そしてそれらをどう乗り越えたのか、教えてください。

 私は入社してもうすぐ2年経つのですが、この会社は本当に自由度が高いです。その分、何かを企画する際、何から始めていいのかが難しかったです。ストレスとまではいかないですけど、真っ白な状態から始まるので、どこからどうしようかなと(笑)。

漢城 自由度が高いからこそ、こうしてくださいという具体的な縛りもありませんからね。

 はい。でも、「悩むよりとりあえずやってみよう」という気持ちで、色々なことに取り組むことにしたんです、周りに相談もしながら。そうすると、うまくいかなくても、じゃあ次はこうしよう、こんなことをやってみようっていう「次」につながっていくので。

漢城 「まずはやってみる」という思考の人が多いですよね。周りも、もし失敗したとしても次につなげられればOK、という風に言ってくれるので、色々と挑戦しやすい環境だと思います。川口さんはいかがでしょうか?

川口 実は僕はアルバイトから正社員になって4か月ほどしか経っていないので、まさにリアルタイムで感じていることがあります。アルバイト時代はとりあえず現場対応をこなすという感覚だったところを、社員になってからは予約状況の確認やメニューの原価計算などの細かな業務が増え、最初は大変だと感じました。ですが、コミュニケーションを取りやすい職場なので、正直に自分の状況を伝えた時に、時間の確保もしてもらえて、今ではストレスなく働けています。

漢城 自分の意見を言いやすかったり、頼りやすい先輩がいる環境なんですね。しっかりとコミュニケーションを取ることで、自分自身も働きやすくなりますよね。

LIVELY HOTELSで働く魅力とは

漢城 お二人にとって、LIVELY HOTELSで働く魅力とはなんでしょうか?

川口 新しいことをどんどんやらせてもらえる環境が、とても魅力です。僕は入社1年目ですが、ドリンク開発なども任せてもらっていて、これは同業界ではとても珍しい経験だと思います。

 LIVELY HOTELSはとにかく、行動やコミュニケーションを大切にしていますよね。私は前職で某大手チェーンホテルに勤めていたのですが、一日の大半がチェックイン業務で終わる日も少なくはありませんでした。その点、LIVELY HOTELSではコンシェルジュを設置していないので、おすすめのレストランや、日本ならではの習慣や考え方について、フロントに聞きにきてくださることも多く、自然とコミュニケーションが生まれる点はとても魅力だと思います。

漢城 実際にゲストとの会話で印象に残っているエピソードはありますか?

 たくさんあります(笑)。紹介したレストランに実際に足を運んでくださった方の「美味しかったよ」の一言はとても嬉しいですし、他にも、通訳をしながら新幹線のチケット手配をお手伝いした方が、御礼としてチョコレートのお土産を贈ってくださって、同封された手紙に「みんなで食べて」のメッセージがありました。そういうあたたかいやり取りは、とてもやりがいになっています。

漢城 チェックインが立て込むと、お一人おひとりとゆっくりお話しする時間を取るのは難しいものですが、限られた時間の中でも、そのひとときを大切にすることで、ゲストの満足につながっていくように感じます。その際は、英語でのやり取りですか?

 そうです、海外からお越しののゲストでした。

漢城 川口さんはレストラン勤務ですが、英語を話す機会はありますか?

川口 僕は多分社内で一番喋れないんじゃないかってくらい英語がわからないんですが(笑)。その分、ジェスチャーやフィーリングで伝わると場が盛り上がったりするんです。それだけで仲良くなれることも多く、ゲストとの距離がぐっと縮まる瞬間をこれまで何度も経験しました。

漢城 優しくてカジュアルなゲストが多くいらっしゃることも魅力のひとつですね。

「アップデート」を提供するために

漢城 LIVELY HOTELSでは、「自分をアップデートできる場所」をブランドコンセプトにしています。ゲストにアップデートしていただける場所を提供するために、何かチャレンジしていることがあれば、教えてください。

 最もわかりやすいのは、貸し出し備品の提供だと思います。いきなり購入するにはハードルの高いものなどを貸し出し備品としてご用意することで、「お試し」ができることは魅力のひとつです。

漢城 HOTEL GRAPHY 根津はホテルを拠点に谷千根(谷中・千駄木・根津)エリアを散策をする方が多いことに注目し、「ちょっと良い日傘」を導入しました。ゲストとのコミュニケーションのきっかけにもなっています。川口さんはいかがですか?

川口 バーテンダーとして常に最高の1杯をお届けするために、練習や勉強を積み重ねています。自分の開発したドリンクをきっかけに常連になってくださったり、ご自身の好きなお酒を見つけてくださったり、ゲストのアップデート自体が自身のモチベーションにも繋がっています。

漢城 私もフロントに立つときに、とにかくゲストに話しかけることを意識しています。たとえば、お仕事でいらしたのか、観光でいらしたのか。どうしてこのホテルを選んでくださったのかを伺うことで、その方にあったおすすめのお店や過ごし方を提案できます。私たちはホテルだけではなくて地域全体を盛り上げたいという気持ちがあるので、滞在を通してホテルや地域を気に入っていただき、「また来たい」と思っていただけたら本当に嬉しいですね。

グローバルエージェンツで活躍できる、一緒に働きたい人物像とは

漢城 最後に、お二人の考える「一緒に働きたい人」「こんな人が活躍している」という人物像を教えてください。

川口 潘さんも言っていたように、「まずはやってみよう」という気持ちがある人が活躍しているように思います。そして、その気持ちを後押ししてくれる周りの環境もあるので、とにかく手を挙げられる人、挑戦する人ですね。

漢城 自分から手を挙げた時、否定するのではなく、背中を押してくれる先輩のほうが、ついて行きたいとも思いますよね。潘さんはいかがですか?

 色々なことにアンテナを張って、興味を持てることも大切な要素かなと思います。たくさん質問をする人には、こちらも教えるモチベーションにもなります。

漢城 積極的な人は、教えていても成長が早いと感じます。自分のやりたいことを言葉にできることも、一緒に働く上で大事ですよね。フロント業務に限らず、幅広い業務に関わるチャンスがあるので、その中から自分が興味を持てることを見つけて挑戦できる人は、とても働きやすいと思います。

川口 ちょっと、いいですか?

漢城 もちろん、どうぞ。

川口 ここにいる皆さん、僕にとっては先輩社員なのですが、社歴の長い先輩にも是非、どういう人と働きたいかを聞いてみたいです。三枝さん、いかがですか?

(司会者の三枝さんに話を振る)

三枝 えっ、私ですか(笑)。私は、、そうですね、新しい視点を持っている人と働きたいなと思います。私はもう10年以上、グローバルエージェンツで働いているので、グローバルエージェンツのことは誰よりも知っています。逆に言えば、10年分の固定概念が少なからずあるということです。新しく入社してくれる皆さんのフレッシュな意見や、固定概念にとらわれない自由な考え方がとても刺激になるんです。

漢城 こんな風に、頭でっかちにならず、私たちのような若手の意見を取り入れてくださる先輩方が多いのも、グローバルエージェンツで働く理由のひとつですね(笑)。手を挙げることでどんどん自己実現がかなっていくという環境が、グローバルエージェンツにはあります。

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