他施設研修で見つけた「LIVELY HOTELS」のブレないDNA

こんにちは!HRの漢城です。

グローバルエージェンツ(以下、GA)が運営するLIVELY HOTELSには、私たちならではのユニークで面白い文化がたくさんあります。今回の記事では、その中から特にお気に入りの一つをご紹介させてください。

それが、ブランドや拠点の垣根を越えて、スタッフが別のホテルへ研修に赴く「施設間研修」です。

実はこれ、会社がカチッと定めた制度ではありません。各拠点のゼネラルマネージャー(以下、GM)やスタッフ同士の、あそこの拠点のやり方を学びたい、うちの事例を共有したい、といった自発的なコミュニケーションから生まれた、現場起点の文化なんです。この記事では分かりやすく、「施設間研修」と呼ぶことにします。

全国に散らばるホテルの実際の業務を体験し、現地のスタッフと深く関わることで、多角的な視点を学ぶ。そんな目的を持った研修があちらこちらで行われていて、いつの間にか当たり前の文化として根付いていました。

 

実は私、もともとはHOTEL GRAPHY 根津で3年半ほど勤務していたのですが、その間に合計9つもの施設で研修を経験させてもらいました(社内でもかなり多い方だと思います笑)。

ただ、LIVELY HOTELSの特徴といえば、共通のマニュアルがほぼ存在しないことです。

いつもと勝手の違うフロントに立ち、普段着慣れない制服を着て、一体どんなことが学べるのだろう?コンセプトもゲスト層も異なる地で、スタッフ同士のコミュニケーションはうまくいくかな……?と、当時はワクワクと同じくらい、正直不安もありました。

でも、実際の研修はそんな不安を吹き飛ばすほど濃密なものでした。

基本的にはフロントのオペレーションに入らせてもらうのですが、それだけではありません。イベントの裏話を聞いたり、地域との繋がり方や、アルバイトスタッフとの向き合い方に至るまで、お互いのノウハウをたくさん意見交換します。さらに、タイミングによってはゲストとして宿泊や食事を体験させてもらえることもあります。

なかには懇親会を開いてくれる施設もあり、その圧倒的なウェルカムさに緊張は一瞬で消え去ります。それどころか、研修が終わって帰るころには、そのホテルやゲスト、そしてスタッフへの愛着で胸がいっぱいになっているんです。

今回は、そんな私が9施設の研修のなかで、特に心に残っている2つのエピソードをご紹介します。

ゲスト目線で知る「THE LIVELY 福岡博多」と、スタッフとの繋がり

ひとつめは、THE LIVELY 福岡博多へ研修に行ったときのことです。

ここでは、コースランチの体験をさせてもらいました。ほかの施設でも宿泊や朝食の体験をさせてもらったことはあったのですが、ランチのコースははじめてだったので新鮮で、とても印象に残っています。

まずは自分がゲストの目線になって、ホテルの空間や食事を純粋に楽しみました。それだけでも学びが多かったのですが、なにより嬉しかったのは、一緒にランチテーブルを囲んだ博多のスタッフたちとの時間です。

ふだんの業務中とは少し違う、リラックスした雰囲気だからこそ、お互いに肩の力を抜いていろんな話ができました。日々の仕事の中で考えていることや現場への想いなど、普段の距離感ではなかなか聞く機会のないリアルな声をたくさん聴くことができました。

それまでは、どこか遠い拠点で働く違う施設のスタッフ、という感覚だったのが、このランチを通して一気に、おなじ志を持って一緒に働く仲間に変わっていくのを感じました。人間関係がぐっと深まったのを実感できて、本当に嬉しかったのを覚えています。

どこへ行ってもあたたかくウェルカムに迎えてくれるというそGAの思いやりの精神を、肌で実感した瞬間でした。

 

ガチガチだった私をほどいた、「UNWIND HOTEL & BAR 小樽」の空気感

ふたつめは、UNWIND HOTEL & BAR 小樽での研修です。

当時私はまだ社会人1年目で、はじめての北海道ということもあり、慣れない土地にドキドキしながら訪れたのを覚えています。

いつも働いていたHOTEL GRAPHY 根津よりも客単価が高く、制服もきちっとしたブレザー。それだけで、ものすごく緊張してしまいました。自分の話す日本語は正しい接客用語だろうか、お辞儀の角度はこれで合っているのかな……と、いつも以上に肩に力が入った状態でフロントに立ちました。

そこで目にしたのが、大きなテーブルを囲んで、ゲストと向き合って座りながら行うチェックインのスタイルでした。

それは、かしこまりすぎたマニュアル通りの接客ではありませんでした。まさにブランド名が表す通りの、UNWIND(くつろぎ)を体現する、あたたかくて等身大の接客姿勢を見て、ハッとさせられました。

ブランドや建物、制服は違っても、根底で大切にしているのはゲストに寄り添う等身大の姿勢なんだと気づいてからは、不思議と普段通りの自分でフロントに立つことができました。周りのスタッフのフォローにも助けられながら、最終的にはとてもリラックスして業務に取り組むことができたのを覚えています。

 

他施設を知ることは、自施設を、そして自分の未来を広げること

博多と小樽、この2つの経験をはじめとして、9つの施設を回るうちに私の中で大きなマインドの変化がありました。それは、たとえ行く先々で施設やコンセプトが変わっても、LIVELY HOTELSの一員として、どこでも自信を持って等身大の接客ができる、という確信です。

また、他施設の働き方を知ることで、自分の中に多角的な視点やアイデアが溜まっていきます。それをまた自分のホームである施設に持ち帰り、日々の業務に還元していく。このポジティブなサイクルがLIVELY HOTELSのあちらこちらで生まれることで、私たちは離れていてもお互いを高め合える存在になれているのだと思います。

さらに、この施設間研修を経て「横のつながり」も深まっています。

実際に、自施設で困ったことがあった際、「あの人だったら詳しいから聞いてみよう」と頼る先が多くなったり、人が足りないときにヘルプを出し合って協力し合えたり。社員旅行などの社内イベントがより楽しめるようになったのも、この研修がもたらす良い影響だと感じています。

配属された場所だけが、自分の仕事場のすべてではありません。全国にある施設と、そこで働く仲間たちが、自分のキャリアの舞台になり得る。そんな、一言では言い表せないおもしろい文化が、LIVELY HOTELSには自然と根付いています。

自施設だけに縛られることなく、自分の可能性や視野をどこまでも広げていける環境がここにはあります。これから新しく仲間になる皆さんとも、いつかどこかの施設で交わり、一緒に働ける日を楽しみにしています。