ソーシャルアパートメント運営｜プロパティマネジメント

【ソーシャルアパートメントについて】

ソーシャルアパートメントは、賃貸マンション内にラウンジ等の共用部を設置し、住人間の自発的なコミュニティ形成を促進させる仕組みを持った集合住宅です。

従来型のワンルームマンションやプライバシーの確保が難しいシェアハウスとも異なる新しい居住スタイルで、現在では首都圏を中心に全国約50棟、約3,000室を展開しています。ラウンジの他、ワークスペースやスタジオスペース、映画館などを設置している物件もあり、働き方はもちろん、ライフスタイルの多様化により需要は一層高まっています。また、昨今の近隣付き合いの希薄化した社会において、隣人交流の仕組みが注目を集めています。

これまでのネットワークを超えた多様な人々との出会いや交流をはじめ、国籍や言語の垣根を超えた交流など、「住む」のみならず「生きる」上での多様な可能性の拡大が期待できます。

【取り組み業務の紹介】

■ 共用部のリニューアル工事の企画・実施

物件としての価値向上（バリューアップ）を最優先に考え、市場や入居者のニーズを汲み取り戦略的なリニューアル工事を実施しています。
内装や設備の刷新はもちろんのこと、社会情勢や多様化するライフスタイルに合わせ、共用部の用途そのものをに再構築することもございます。
たとえば、ワーキングラウンジの増設、広いラウンジを多目的に利用できるゾーニングに転換、照明計画の変更により時間帯によって共用空間の表情を一変させるなど、アップデートし続けています。
これにより、「住みたい」「住んでよかった」と思える、常に新しい価値を持った住環境を提供し続けています。

■ 物件内サービスの導入や管理オペレーションの企画・実行

入居者の満足度を向上させるため、シェアサイクルやシェアカー、無人販売ステーションなどを導入しております。また管理オペレーションを効率化させるためのシステム導入や新しい業務の仕組みやフローを積極的に創出しております。

■ DXでコミュニティを活性化

不動産テックとして独自の入居者専用アプリ「ネイバーランド」を開発、運用し、オンライン上で手続き等を可能にしています。入居手続きや契約内容の更新、入居中の各種申請、退去手続き等、入居から退去まで基本的にアプリ上で行えるシステムで、賃貸における従来の煩雑な手続き解消し、新しい顧客体験を提供しています。
また、入居者同士のメッセージ機能や送金機能、個人間売買ができるフリマ機能も備えており、入居者間のコミュニケーションツールとしても機能しています。

■ コミュニティイベントの企画・運営

物件内外のコミュニティ活性化のため、様々なイベントを企画・運営しております。
ただし私たちが主導する企画はあくまで導入であり、実際は入居者様主体の自発的なイベントが大部分を占めています。私たちは、その豊かな活動が円滑に進むよう、
必要な時に、必要なサポートを提供することで、コミュニティを育む土壌を守り育てています。

【ソーシャルアパートメント運営部で働くメンバーについて】

コミュニティマネジメント、プロパティマネジメント、ルームマネジメント、環境マネジメント、バックオフィスの業務から成る約20名のチームです。この他に各物件の清掃を担当するハウスキーパーと、エリア毎に統括されたスーパーバイザーの150名規模の現場組織と連携、管理をしながらオペレーションを標準化し、入居者の暮らしの基盤を作ります。

年々増加する物件のオペレーションを標準化するためには、論理的・合理的な判断が求められるのと同時に、入居者の暮らしに寄り添った温度感も大切にしたルールの構築や、物事を判断していく力が必要です。

20〜30代を中心とした入居者の目線に寄り添い、より快適で便利なライフスタイルを提供するために、社員自らが生活を豊かにする最新情報を能動的に集めそれを事業へ反映させる取り組みを徹底しています。